病院・クリニックのホームページを作成する際のポイント【医療広告ガイドラインに注意】

病院・クリニックを経営している方で「ホームページを作る際の注意点を知りたい」「リニューアルを検討中だが、どんなホームページにしたらいいか分からない」

そんな要望・お悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?

近年、集患を目的にホームページを作成・リニューアルを行う医療施設が増えていますが、単純にホームページを作っただけではこれらの効果は見込めません。

ホームページを見た患者に対して、安心感と信頼感を与えることができるかが重要になります。

加えて病院・クリニックのホームページを作成する際は、国が定める「医療広告ガイドライン」を遵守し、ページ内の表現や情報発信する際の内容に十分注意する必要があります。

今回の記事では

  • 参考になる病院・クリニックのホームページ
  • 病院・クリニックのホームページを作成する時の注意ポイント
  • 病院・クリニックのホームページを制作する際のおすすめツール

上記について解説していきます。

病院・クリニックのホームページ作成を外注しようと考えている方には下記の記事もおすすめです。

【これで安心】ホームページ制作を依頼する前にチェックするポイント!

参考になる病院・クリニックのホームページ

まずはじめに、参考になる病院・クリニックのホームページデザインを紹介していきます。

「デザイン性」だけでなく、「情報の探しやすさ」と「コンテンツの創意工夫」
これらの観点も加えて見ていただけると、非常に参考になると思うので、是非チェックしてみてください。

戸越銀座KT矯正歯科

戸越銀座KT矯正歯科は東京都品川区にある矯正歯科です。

王道ともいえる白を基調としたデザインを採用し、「コンセプト」「選ばれる理由」「お問い合わせ・予約」といった集患導線もしっかり用意されており、お手本になるようなホームページになっています。

矯正治療を迷っている方の不安を解消させ、安心して来院できる気持ちにさせてくれる内容になっています。

社会医療法人愛仁会 千船病院

社会医療法人愛仁会 千船病院のホームページはこちら

社会医療法人愛仁会 千船病院は、大阪市西淀川区にある急性期総合病院です。

ナビゲーションメニューを左側に設置するタイプを採用しており、情報の網羅性、閲覧性が高いホームページです。

ファーストビューで表示される、患者やスタッフが写った画像も魅力的ですね。

サイト内で定期的に専門医監修の情報コラムをアップしており、コンテンツマーケティングの参考にもなります。

北くまもと井上産婦人科医院

北くまもと井上産婦人科医院のホームページはこちら

北くまもと井上産婦人科医院は、熊本県熊本市にある産婦人科医院です。

フォントの種類や色使い、随所に見られる動物のアイコンやイラストなど、女性が親しみやすいデザインになっています。

産婦人科医院のホームページを作成しようと考えている方には、とても参考になるホームページではないでしょうか。

医療法人社団せいおう会 鶯谷健診センター

医療法人社団せいおう会 鶯谷健診センターのホームページはこちら

医療法人社団せいおう会 鶯谷健診センターは、東京都台東区にある総合健診センターです。

一見企業のコーポレートサイトのようなカチッとした印象を与えてくれるホームページデザインになっています。

随所で使用されているおしゃれな雰囲気の内観写真が高級感を演出しており、しっかり業務をこなしてくれそうな信頼感と安心感を与えてくれます。

BtoB向けの医療サービスを展開している病院・クリニックのホームページを作りたいと考えている方には参考になるホームページデザインです。

病院・クリニックのホームページを作る際の重要なポイント

ここからは、病院・クリニックのホームページを作る際の重要なポイントを紹介していきます。

ポイントは下記のようになります。

  • ターゲットとなる患者を明確にする
  • 掲載すべき情報を押さえる
  • 医療広告ガイドラインを遵守する
  • 掲載写真にこだわる
  • Googleマイビジネスに登録する
  • スマホ対応は必ず行う

あなたの病院・クリニックにしかない魅力と強みを伝える、かつ集患に繋がるホームページを作りたい場合は、これらのポイントを必ず押さえるようにしてください。

ターゲットとなる患者を明確にする

あなたの病院・クリニックにどんな人が来院してほしいかターゲットの属性を明確にします。

  • 年齢や性別
  • 住んでいる場所や家族構成
  • 疾患や健康上の悩み

ここでターゲットを明確にすることで、掲載すべき情報の方向性が固まり、あなたの院の魅力と強みが伝わりやすくなります。

掲載すべき情報を押さえる

次はホームページに掲載する情報に関してです。

  • 院の理念と方針
  • 得意とする治療法
  • 受診できる検査と詳しい説明
  • 院長、スタッフの紹介
  • 症例の紹介
  • 院の診察可能スケジュール

最低限でも上記の情報は載せるのがおすすめです。

上記の情報に加えて、「無料相談ができるお問い合わせフォーム」「よくあるご質問」があると、患者の受診する際の不安を解消できる、安心感を与えることができます。

更に自分の院の強みや専門性をアピールする方法として「医療・症例に関する情報コラム」を掲載するのもおすすめです。

コラム・コンテンツの発信にはSEOの知識と継続性が必要になりますが、病院・クリニック自体の独自性、信頼性を高めるにはとても効果的な手法なので、是非検討してみてください。

【関連記事】
SEO対策とは?初心者もこれでOK!実行する前に知っておきたい4つのポイント

医療広告ガイドラインを遵守する

医療広告ガイドラインとは、厚生労働省が規定している「医療機関の広告規制」です。

病院・クリニックなど医療機関のホームページ(Webサイト)も広告規制の対象になっています。

医療広告規制はあくまで遵守することを推奨するルールなので、現時点では法的な拘束力はありません。

しかし場合によっては是正が命じられたり罰則が科されることがあります。

病院やクリニックのホームページを作成する、もしくは運用中の方は、医療広告ガイドラインに目を通しておくことが必要になります。

医療機関の禁止されている表現

・広告が可能とされていない事項の広告

・内容が虚偽にわたる広告(虚偽広告)

・他の病院又は診療所と比較して優良である旨の広告(比較優良広告)

・誇大な広告(誇大広告)

・患者等の主観に基づく、治療等の内容又は効果に関する体験談

・治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等

・公序良俗に反する内容の広告

また禁止表現であっても、一定の条件を満たすことで「限定解除」が適用され記載が可能になる場合があります。

限定解除の条件に関しては細かく設定されていますので、詳しくは厚生労働省が発表している下記の情報を参考にしてください。

出典:医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針 (医療広告ガイドライン)

出典:医療広告ガイドラインに関するQ&A

掲載写真にこだわる

ほとんどのホームページにおいて画像は大事な役割を果たしますが、病院・クリニックのホームページを作成する上では特に重要になります。

  • 待合室、診察室などの内観写真
  • 医療機器の写真
  • 診察、施術時の写真(実際のものではなくイメージでもOK)

上記写真をふんだんに使用することにより、実際に患者さんが来院した際の雰囲気をイメージしやすくなります。

院長、スタッフ達の写真も掲載するとなお良いでしょう。

病院やクリニックのホームページの場合は、多少の費用が掛かってでも、プロのカメラマンに依頼することをおすすめします。

近所の写真屋さんや、ココナラのようなスキルマーケットサービスを使うと良いでしょう。

Googleマイビジネスに登録する

施設型の事業を経営する上では、Googleマイビジネスの登録は必須になります。

ホームページとは関係ないんじゃ?と思う人もいるかもしれませんが、Googleマイビジネスの登録と、アクセスページ内に載せるGoogleマップ(施設地図)とGoogleマイビジネスを連携することによりMEOが強化されて、検索からのホームページへの流入率が格段に上がります。

Googleマイビジネスは比較的低コストで時間を掛からない割に、流入効果は高いので、登録していない人はすぐにでも登録しておきましょう。

Googleマイビジネス内に、ユーザー投稿型のレビュー機能も用意されているので、来院した患者からの良い評価、口コミが集まれば、院の信頼獲得にも繋がります。

Googleマイビジネスについて詳しく知りたい方はGoogleマイビジネスとは?初心者もこれでOK!5つのポイントを解説の記事を参考にしてみてください。

スマホ対応は必ず行う

もはや説明不要だとは思いますが、ホームページのスマホ対応は必須事項となります。

来院を検討している患者も、ほとんどの人はスマホからホームページを閲覧するでしょう。

スマホ対応の重要性について詳しく知りたい方はホームページをスマホ対応させる方法!スマートフォン表示が必要な理由も解説の記事を参考にしてみてください。

病院・クリニックのホームページを作成する方法

ここでは実際に病院・クリニックのホームページを作る際のおすすめ制作ツールを3つ紹介します。

Wix(ウィックス)

WIX(ウィックス)
Wixの公式サイトはこちら

Wixは、世界で1億人以上に利用されているホームページ作成の定番ツールです。

デザインテンプレートで手軽に作成することが可能な事と、テンプレートの種類も600種類以上用意されていて、医療・介護向けのテンプレートも用意されています。

Wixはドラック&ドロップの直感的な操作でホームページを構築できるのが特徴です。

デメリットとしては、テンプレート使用が主なのでデザインのカスタマイズ性が低いのと、広告の削除と独自ドメイン使用には有料によるアップグレードが必要になることでしょうか。

テンプレートとオリジナルデザインの違いについて詳しく知りたい方はホームページの「テンプレート」と「オリジナルデザイン」の違いは?メリット・デメリットを解説の記事を参考にしてみてください。

Goope(グーペ)

Goope(グーペ)
Goopeの公式サイトはこちら

Goopeは、GMOペパボ株式会社が提供するホームページ作成ツールです。

月額1,100円から施設・店舗向けのホームページを作ることが可能です。

デザインパターンは多くはありませんが、医療・福祉向けのテンプレートも用意されています。

15日の無料お試し期間もあるので、気になる方は是非一度、利用してみてください。

WordPress(ワードプレス)

WordPress(ワードプレス)
WordPressの公式サイトはこちら

全世界のホームページの3割以上はWordPressで作られていると言われている、作成ツールにおいて最大のシェア率を誇るWordPress。

ブラウザ上でページの追加、更新ができたり、様々なプラグインで機能追加できるのがポイントです。

ホームページデザインのベースとなる「デザインテーマ」も無料のものだけで数千以上の種類があり、病院やクリニック向けに用意されたテーマも多数あるので、自分好みのデザインも見つかるでしょう。

また、最低限のHTML、CSSの知識があれば自分にあったオリジナルデザインにカスタマイズも可能で、本格的なホームページを作成したい場合におすすめです。

デメリットとしては、自由度が高すぎるがあまり、初心者が1人で使いこなしてホームページを作成していくのは少々ハードルが高いかもしれません。

実際にはWordPressに関する書籍やネット上の情報を参考にしながら自分で作成するか、Webの知識がある人に代わりに作ってもらうか、どちらかの方法になるとは思います。

ホームページ作成ツールについてもっと知りたい方は無料で簡単にホームページが作成できるおすすめツールをご紹介【メリット・デメリットで比較】の記事を参考にしてみてください。

最後に

病院・クリニックのホームページを作成する際はデザインイメージももちろん重要ですが、「患者が欲しい情報を分かりやすく掲載する」という点を忘れないように注意しましょう。

加えて院の「信頼性、専門性、安心感」を伝えるために、掲載写真のクオリティにはとことんこだわるのをおすすめします。

最後に当サイトのウェブグロースでは、病院・クリニック向けのホームページ作成に関して、ご支援が可能です。

無料相談も受け付けてますので、まずはお気軽にお問い合わせください!

この記事を書いた人

この記事の著者:たまよせ けんじ

個人事業でWeb制作、Webマーケティングの業務を行っています。WebマーケティングだとSEOが得意です。お仕事のご相談があればお気軽にご連絡ください。