SEO対策とは?初心者もこれでOK!実行する前に知っておきたい4つのポイント

この記事はこんな方におすすめです。
- サイトの検索順位が良くないのでSEO対策を考えている
- そもそもSEO対策は具体的に何をすればいいのか?
この記事では上記のような方に向けて
- SEO対策のメリット、デメリット
- SEO対策の種類
- SEO対策をする上での、やってはいけない注意ポイント
これらについて解説した記事となります。
これからSEO対策を実施しようと考えてる方に参考になれば幸いです。
また別の記事で「SEO対策を依頼する際の費用相場を種類別に解説」といった記事もありますので、SEO対策の外注を検討中の方は、是非参考にしてみてください。

SEO対策とは
SEO対策とは「Search Engine Optimization」の略称で日本語にすると「検索エンジン最適化」と言います。
検索結果に自社のWebサイトなどを上位表示させて、検索エンジンからの流入数を多く獲得するための施策を総称してSEO対策と言います。
SEO対策 = Google対策とも言える
日本の大手検索サイトとして、「Google」と「Yahoo!」の2つが挙げられます。
実際にはYahoo!の検索エンジンはGoogleの検索エンジンを採用しているので、結果的にGoogle対策をしていればYahoo!の検索エンジンにも対策できているということになります。
下記は国内における、検索エンジンのシェア率になります
Yahoo! | bing | その他 | |
---|---|---|---|
75.97% | 16.2% | 7.19% | 0.64% |
検索順位別のクリック率
SEO対策をする上で確認しておきたいのが、検索結果の順位別のクリック率です。
ここで紹介しているのはあくまでコンテンツに対するクリック率ですので、そこからのコンバージョン率(お問い合わせや商品購入に進む確率)に関しては別の要素になるので注意してください。
下記はSISTRIX社が公開した2020年7月時点の、検索順位別におけるクリック率データです。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 28.5% |
2位 | 15.7% |
3位 | 11.0% |
4位 | 8.0% |
5位 | 7.2% |
6位 | 5.1% |
7位 | 4.0% |
8位 | 3.2% |
9位 | 2.8% |
10位 | 2.5% |
よくある誤解として「検索順位が1~5位ぐらいに入らないと意味がない」と言った声を聞くことがありますが、実際は検索結果1ページ目の後半部分にランクインしたとしても、ある程度のアクセス数を見込めるため全く意味がないとは言い切れません。
SEO対策をする上ではもちろん上位表示を目指すのが良いですが、ターゲットとするキーワードの検索ボリュームが一定数(月間1000回以上)あれば5~10位にランクインしたとしても効果はあると個人的には考えています。
SEO対策のメリット
ここではSEO対策を行うことによる、検索エンジンで上位表示されること以外のメリットを紹介します。
安定した集客を継続できる
一度検索結果に対して上位表示する事に成功すれば、しばらくの間は安定したサイトへのアクセス数が見込めます。
Web広告のように出稿を停止した時点でアクセスが途絶えるといったような事もないので、費用対効果が高い、継続的な集客資産になるのが特徴です。
幅広い顧客層に効率よくアプローチできる
検索を行うユーザーに対して、どのようなキーワードで自社サイトを上位表示させるかをある程度ではありますが狙う事が可能です。
自社サービスを知らない潜在層から、自社のサービスを購入してくれる見込みが高い顕在層まで、幅広い層にアプローチが出来るのもSEOの特徴と言えます。
SEO対策のデメリット
ここまでSEO対策を実行することによるメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
成果が出るまでに時間が掛かる
SEO対策は短期で成果を出すのが難しい施策です。
Googleに最適化されたサイト設計(内部対策)、良質な被リンク獲得(外部対策)、良質なコンテンツを量産(コンテンツSEO)など多岐にわたります。
これらの施策実行まで掛かる期間と、実際にそれらがGoogleの検索エンジンに評価されて検索順位に反映されるまで、早くて4ヶ月~1年ほどの期間が掛かります。
Googleの定期的なアップデートにより順位変動リスクがある
Googleは基本的には年に2回、定期的に検索エンジンにおけるアルゴリズムのアップデートを行っています。

これにより、今まで上位表示されていたコンテンツがアップデート後にいきなり10位以下、場合によっては順位圏外に飛ばされたという事態が発生する可能性があります。
これに関してはどうしても避けられないリスクなので、Googleが定める「検索品質評価ガイドライン」や「Google公式ドキュメント」を参考に良質なコンテンツを作成、修正対応を継続するしかありません。
ここまでデメリットを解説しましたが、長期的に安定した集客を行っていきたいのであれば、間違いなくSEO対策は必須と言えるでしょう。
SEO対策は大きく分けて3種類
SEO対策には大きく分けて3つの対策があります。
これら3つの対策は検索順位を決める上で、どれも重要な指標になっており、どれか1つでも欠けているとSEO対策における良い結果を得ることができませんので、それぞれ紹介していきます。
内部対策
内部対策とはGoogleがWebサイトの内容を理解しやすくするために、サイトのHTML構造、適切なタグの使用、データの記述、サイトの表示速度向上など、サイトの内部設計を最適化することです。
内部対策ではHTMLやコーディングなどの技術的な知識が必要になります。

外部対策
外部対策とは別のサイトからの被リンクや、SNSでの引用や言及(サイテーション)などの、サイト外部で行われる施策の事を言います。
SEOの重要な指標の1つとして「ドメインパワー」という指標があり、サイトがどれだけの権威性や信頼性があるのかの1つのステータスとなります。
他サイトからの良質な被リンクやSNS等での自社サイトへの引用・言及がドメインパワーを上げる有効な手段と言われています。


コンテンツSEO対策
コンテンツSEO対策とは、自社のWebサイト上で掲載されている情報を検索意図に対して、最適化することを言います。
Googleは常日頃「ユーザーファースト」を提唱しており、SEO対策をする上では「役に立つ、悩みを解決する」といったユーザーの検索ニーズを満たすコンテンツを作ることは必要不可欠な対策となります。


SEO対策で注意すべきペナルティ
前述でSEO対策における各施策を解説しましたが、これらの施策を悪用する形で行ってしまうとGoogleからのペナルティを受け、検索順位の低下、場合によっては検索結果から非表示という対応を受けてしまう可能性があります。
Googleは人為的に検索順位をコントロールしようとする行為はペナルティの対象になるとGoogleの公式ドキュメントでは解説しています。
ここではよくやりがちな違反行為をピックアップして紹介したいと思います。
有料リンクの購入
自然に獲得した被リンクではなく、金銭のやり取りによる被リンクの獲得はペナルティを受ける対象になります。
外部の被リンク売買業者から連絡があっても、購入しないように注意しましょう。
他者のコンテンツをコピーする
他者のサイトのコンテンツ(文章やオリジナルの画像)を無断でコピーしてサイトに掲載することはGoogleからのペナルティの対象になります。
コンテンツ作成においては、あくまでオリジナルなものをユーザーに提供するよう心掛けましょう。
キーワードの乱用
記事のタイトルや見出しなどにターゲットキーワードを乱用し、意図的に検索順位を上げる行為はこちらもGoogleからのペナルティ対象になります。
ユーザーが読んでも不自然ではないナチュラルな文章でコンテンツを作成しましょう。

SEO対策とは?実行する前に知っておきたい4つのポイントまとめ
本記事では「SEO対策をする上で実行する前に知っておきたい4つのポイント」について解説しました。
SEO対策の実施を検討している方へ、参考になれば幸いです。
当サイトのウェブグロースではSEO対策に悩んでる方や、SEO対策の外注を検討している方に向けての無料相談も受け付けてますので、まずはお気軽にお問い合わせください。